むぎごはん

むぎごはん

妊活と夫婦関係と人生

【妊活その3】愛のないただの行為。お互い良い気持ちで妊活を進めるために大事なこと。

妊活シリーズ第3段。

今回は、妊活に対する妻と夫の認識の違いとお互いの要望について語ります。

 

f:id:wakap26:20200211145136j:plain

妊活のためだけにセックスしていませんか?

その通り!と思った方どれくらいいますでしょうか。我が家も結婚してからレスが続き、子供が欲しいと思った頃にはもうそのために義務的に行為をするしかありませんでした。

そんなことないよ、定期的に気持ちの入った行為をしているよ!という方は回れ右してください。

 

我が家の妊活は、基礎体温排卵検査薬・病院で卵胞チェックして排卵を予測し、その付近で1周期に3回程タイミングを取っていました。タイミングを取ってその日にやるのはいいんですが、夫もとりあえず出せばいいと思っているのか開始早々入れてすぐ終わらせます。

冷めた感じがしてとにかく苦痛な時間でしかありません。

妊活中何度も喧嘩と話し合いを繰り返しましたが、お互い譲らない性格のためそれはそれはぶつかりました。

お互いの意見をまとめると↓

妊活について思うこと〜こめ編〜

・この日にやれと言われてそう簡単にできるものではない

・プレッシャーがある

・病院で言われた日から1日くらいずれても良いのでは

・仕事で疲れているから早く終わらせたいのは事実

・妻との生活が日常化しすぎてそういう気分になりにくい

 

妊活について思うこと〜むぎ編〜

・仕事で疲れているのはお互い様、手短に済まそうとしないでほしい

・とにかくすぐ入れると痛いし愛がないと思いがち

・病院で言われた日には必ずタイミングを取りたい

・こっちだってあなたのぶよぶよのお腹が当たるのは萎える

・病院へ通って卵胞チェックや採血、毎月の生理等、辛いのをわかって欲しい

・女として見てもらえていますか?

 

ざっとこんな感じでした。

 

約束の日をすっぽかされるのは正直辛い。

そのうちできるだろうと思う男性は多いかもしれませんが、毎月生理がきて辛い思いをするのは女性の方です。病院でこの日にタイミングとってねと言われると精神的にもその日を逃すと後悔します。

 

実は我が家も数回夫に約束の日をすっぽかされて大喧嘩しています。概ねお酒の飲み過ぎでつぶれてしまい、そんな雰囲気ではなくなるという流れでした。

しっかり話し合いの場を設けましたが、夫曰く、妊活についてなんとなくで深く考えてなかったと。いつかできるだろう、そんなに焦らなくても。と思っていたそう。毎月生理がきて落ち込む私に、「何をそんなに落ち込むのか、いつかできるから大丈夫だろう」と思っていた様子。

いつかできるだろうという気持ちもわからなくはないですが、年々妊娠しにくい身体になるのに、呑気に考えてもいられないのです。

 

そもそも男性に生理・妊娠についての知識が少ない

これはもう日本の性教育の遅れを物語っていると思いますが、思った以上に男性は女性の身体のことをよく分かっていません。逆も然り。

生理はなぜ起こるのか、妊娠の仕組み・妊娠しやすい日はいつか、女性の生理周期・ホルモンによる感情の起伏等、しっかり理解している男性はどれほどいるのだろうか。

 

この日にやれと言われてプレッシャーを感じるのはわかりますが、妊活はタイミングが最重要。タイミングなんて関係ないくらいラブラブならいいですけど、今回はそういう話ではないのです。

排卵してから卵子は6〜24時間しか寿命がなく、そのうち受精しやすいのはたったの6〜8時間しかありません。ストレスなんかでも排卵日は結構簡単にずれたりしますが、女性は基礎体温を測ったり、病院に通って排卵を予測することもあります。

なので、1日ずれてもいい等と思わず、奥様がこの日にお願いしたいと言ってきた時にはそれを無視しないであげてほしい。1年のうちに12回しかチャンスがないって結構少ないと思いませんか?その12回を無駄にするのは本当にもったいない。

 

お互い良い気持ちで妊活を進めるために大事なこと

簡単なルールみたいなものを作りました。結構アホらしいけどうちにとっては大事だった。

せめて排卵前はお酒を控える

  こめはお酒好きでついつい飲みすぎるタイプですが、酔っ払ってタイミングを取れなくなるのは残念なので、排卵前はお酒を控えてもらうことにしました。精子の質が落ちるともいうしね。

病院で言われた日や、妻が望む日はよほどでない限りタイミングを取る

  そこにぴったり排卵があるとは限りませんが、気持ち的にそこを逃すと後悔しそうなので出来る限りタイミングをとることに。

ムード作りに励む

  すぐ入れてはい終わり、だと苦痛なので。マンネリ化しないように色々工夫してみることに。

恥じらいを持ち、いつまでも男と女である努力をする

  結婚してからお互い見た目に気を使うことがやや少なくなりました。外に出るときはしっかり身支度しますが、家にいるときは汚い部屋着や髪型で過ごすことも多いため、お互い女と男を意識できるように気をつけるということに。恥じらいを持って、裸で歩き回らないとかね。

もし生理がきても落ち込み過ぎない

そんなに落ち込んでもくるものは来るし、しょうがないので落ち込み過ぎないようにします。病院にも通うようになったし、希望を持って頑張りましょうと。

 

なんとなくですがこんなルールみたいなものを決めて妊活していました。

それでも喧嘩はしてたけど、少しだけお互いのことを考える余裕ができた気がします。

 

まとめ

妊活のためだけの行為が苦痛な方、結構多いと思います。

そもそも男性側に生理や妊娠の知識が圧倒的に足りていない場合も多いと思うので、そこの共有がまず必要です。

理解と共有ができた上で、妊活についてのお互いの要望もあるとは思うので、それぞれのご家庭に合った約束事を決めてみるのも良いかもしれません。

 

そもそも楽しく明るい未来の生活のために子供が欲しいわけで、決して不機嫌になったり喧嘩をしたいわけではないんですよね。そこを今一度話し合い、お互いにちょっとずつ歩み寄る必要があるかもしれません。

正直異性とは宇宙人並みに理解できない生き物だと思うので、分かり合おうとはせずにそいういうもんだ、と思うことも大事なのかも。

 

むぎ