むぎごはん

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妊活と夫婦関係と人生

【妊活その4】夫の精子の数が壊滅的だった。精液検査の流れと精子を元気にさせる方法。

こんにちはむぎです。

妊活をはじめて1年ちょっとの時点でもまだ授かれていなくて、病院に通いはじめてからは排卵誘発剤を使用してタイミング法を実施し半年ほど経った頃、そろそろ旦那さんの検査もしてみましょうと言われました。

 

婦人科って女性ばかりで男性は中に入るのが気まずいと思います。今回は、夫は受診せず、私が精液をクリニックに持ち込んで検査が完了しました。

採取までの過ごし方等、ご紹介していきます。

 

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精液検査って?

精液と精子の量や状態を調べる目的で行います。以前も記載しましたが、1回の射精で放出される精子は数億ですが、卵子のいるところにたどりつく頃には数百にまで減少してしまいます。つまり、強い精子・質の良い精子が大事になってきます。精子の質がよくないと、一度妊娠が成立しても妊娠の継続がしにくいといったこともあるようです。

検査項目

・精液の量

精子の数・濃度

精子の運動率

精子の形状

精子の直進率

・白血球数

病院によって若干の違いはありそうですが大体こんなかと。

 

採取までの流れ

私だけの受診時に、採取用のカップを受け取りました。蓋付きの透明なカップで、滅菌で袋の中に入っていました。

後日、採取したものを受付に出して、当日結果を聞くことも出来ましたが、その日は時間がなかったので日を改めて私の受診の日にあわせて聞くことにしました。

精液検査の注意点

・3〜5日は禁欲してください

・採取前日はアルコール摂取は控えてください

・寝不足にならないようにしてください

・精液は全量カップに入れてください

・採取後、6時間以内にクリニックにご持参ください

・寒さに弱いので、カップをタオル等に包んでご持参ください

 

他にもあったような気がしますが大体こんな感じでした。

とりあえず数日溜め込んで、ストレスない状態の精液取って早めに持ってきてねってこと。

フタ付きのカップでしたが漏れたら最悪なのでジップロックに入れて、タオルで包んで紙袋に入れて持っていきました。

 

 いざ、結果発表

具体的に数値で説明してくれました。

WHOの基準値→夫こめの数値です。

精液量;1.5cc以上 → 2.2cc

精子濃度;1500万以上/cc → 1100万/cc

運動率;40%以上 →45%

直進性;+ → +

白血球数;少 → 少

精子濃度が壊滅的!運動率もぎりぎりです。

また、日本人の精子濃度の平均が5000万/ccだそうな。大変。5分の1って。

 

日によって数値は変動するそうですが、1回検査してみて次もこれくらいの数値だったら人工授精をしたほうが良いと言われてしまいました。紙に結果を書いてくれたので、夫が受診しなくても正確な結果を帰宅後に伝えられました。

 

しかしこの結果に本当に落ち込みました。今まで1年以上頑張ってきたのはなんだったの?

こめはややショックだったようですが、人工授精するならそれで良いと。

夫は精子を出すだけでもこっちは人工授精の日に仕事を休む必要があったりと女性側への負担も大きいんです。できれば自然妊娠が望ましい。

本当妊活の考え方って夫婦で一致するの難しい…!

 

精子を元気にさせるには?

こめに実施してもらったのは以下の項目。きっちりは守れないのでできる範囲で無理なく。

・十分な睡眠

・ストレス発散

 ・アルコールを減らす

EPA亜鉛サプリメントを摂る

・お菓子や菓子パン等、トランス脂肪酸を控える

・パソコンやスマホに向かう時間を少なくする

・適度な運動をする

 

2回目の検査結果

1回目の検査結果を聞いた日から1週間程後に再検査をしました。

上記の行いが良かったのか、たまたま前回の結果が悪すぎたのかははっきりしませんが、少し数値がよくなっていました!

WHOの基準値→1回目→2回目

精液量;1.5cc以上 → 2.2cc →3.5cc

精子濃度;1500万以上/cc → 1100万/cc →2900万/cc

運動率;40%以上 →45% → 65%

直進性;+ → + → +

白血球数;少 → 少 → 少

 

ひとまず基準値がクリアできていたので、もう少しクロミッドとタイミング法で様子を見てそれでもできなかったら人工授精に進みましょうかということになりました。

生活改善がどれほどの効果だったのかははっきりしませんが、良いと言われていることをやらないでいるよりはいいですよね!

 

まとめ

不妊治療は女性から始めることが多いですが、初期の時点で男性側の検査もしておいたほうが良いと思います。私たちのように、1年以上出来なくてその原因もわからないままいるよりは、早めの対策を取るために早期の受診をお勧めします。

変なプライドは捨てて検査へ踏み切る勇気が大事!

 

婦人科で女性だけの受診で検査もできますし、泌尿器で男性だけでも検査できると思います。もし結果が悪かったとしても、ストレスや寝不足、食生活など少しの改善で数値も変わってくるようなので諦めずに頑張りましょう〜

 

「男は出すだけで何もしない」「体温測ってこっちからタイミングを告げてただやるだけ」「いつも検査や内診で大変な思いをするのは私だけ」等と思っている女性も多いと思います!男性の皆様!2人の子供なのです。

今一度奥様に寄り添ってあげてください。

病院に行くのは奥様だけでも、2人の未来の子供のための受診なのです。「今日の病院どうだった」「次はいつ行くの」等と積極的に聞いたり気にかけてもらったほうが一緒に頑張っている感じがします。

あとは排卵時期をおおよそでいいので把握して、その付近に飲み会を入れないとか、男性側からの妊活への積極的な参加があると嬉しいなあと思います。

 

 

むぎ